クイズ部活動記録 2020

今年はクイズを頑張った一年でした。

やはりサークルとしては対外的に活動記録を残しておくべきかなって思いまして(要出典)、今年僕が司会をやったクイズ大会を記録に残しておきます。
もちろんここに挙げる回以外にも僕以外が作ったクイズ大会があります。参加したいよっていう方はご一報ください。
ちなみにクイズを行う場所としてはみんはやと長屋クイズアリーナ3を使用させていただいています。
前者は画面に問題を1文字ずつ表示し、解答は1文字ずつ4択から選ぶ方式、後者はボタン・ボード回答が可能で、ライン通話で問読みを行う方式と思ってください。

意外と結構コンスタントにやってんな……

3/3 ですが……?クイズ

記念すべき初制作クイズです。いわゆる「ですが問題」(専門用語でパラレルという)の前半部分のみを読む問題形式で、例えば「高緯度地域で、一日中太陽が沈まない現象を白夜といいますが……?」という問題で、逆を答えさせるというものになっています。(正解は極夜)
誤解がないように言っておくと、パラレルはひっかけ問題ではありません。ですが、ここには出題者と解答者の暗黙の了解があるのでそこを知らないと不利になってしまうという初心者に不親切な仕様であることは否めません。よくないね
パラレルの問題では前半をゆっくり読んだり後半と対応する箇所を強調して読んだりすることで回答者の早押しに貢献することができるのですが、みんはやでは画面に問題を表示するので読み方によるパラレルアピールができないという欠点があります。
じゃあ全部の問題パラレルにして、それをプレイヤー全員で共有すればいいやという発想で解決したわけですね。
反省点としてはある程度パラレルのベタ問というのがあって、ベタ問とオリジナル問題のバランスというのを正直全然考えてなかったというのがあります。ここでいうオリジナル問題というのは普段あまり対比にしないような概念を持ち出してくるという意味で、だってベタ問ばっかでクイズ大会したらベタ問をよく知ってる(=クイズをよくやってる)人が勝っちゃうだけのゲームになってしまうので……(別に良くない?)
あと正直僕の経験がないだけなんですけどベタ問がどういうのがあるかとか全然知らなかったというのもあります。
あ、でも出題者側やりたいよって人は全然そういうの考えずにやっちゃっていいと思います。何事も経験なので。

4/6 カスクイズ

これはクマが「カスクイズを作ったのでやりましょう」って言ってて僕がどんなのかなぁ~って想像してた時に思い付いたクイズです。ズバリどんな形式かというと答えとなる言葉に「カス」という言葉が含まれるという、ただそれだけです。

4/16 コロナ王

新型コロナウイルスに関する問題が半分くらいで、あと半分は問題文にコロナが含まれているクイズとなっています。例えば、「コロナビールとはどこの国のビールでしょう?」みたいな。

4/23 誤字警察クイズ

この頃くらいから「みんはやの形式でしかできないクイズってどんなのだろう?」って考えるようになって、これはその一つです。
問題文の中に誤字が含まれている場合はその箇所を指摘し、そうでない場合は普通にクイズに答えるという形式のものです。
反省点としては一文字ずつ表示される早押しクイズであるというシステムなのに問題文を最後まで読まなければ解答が確定しないという欠陥があったところでしょうか。基本的には問題の確定ポイントよりやや手前くらいに誤字があったほうがいいということになるかなぁと思います。

4/27 インフレクイズ

問題の答えに数字が含まれており、その数字がどんどん増えていくというクイズです。本当はその数字だけポイントが加算されていくシステムにしたかったんですが、みんはやのシステム上問題ごとに得点を変えるというのは設定できませんでした。長屋でやればよかったのかなと思いますけど、でも10000点とかぽちぽち入力するのも無理だなって今は思います。
これなんかはほぼ同じ発想のものを某クイズユーチューバーがやっててやられたなぁって思いました。

5/8 クイズ聞いてなかった

無理ゲー。

内容としては、クイズ全文を伏せて、周囲のリアクションを想定しそこから問題文を逆算するという特殊なnヒントクイズという分類になるでしょうか。
何がやりたかったかというと、クイズは他人の誤答がヒントになるパターンもあるので、極めれば他人の誤答だけで正解を導き出せるのでは?という、そういう発想だったわけです。
みんはや形式に向いてなかったのかなという気はします。つまり、例えばサイドアウト形式(ボタンを先に押した人が回答権を得て、誤答の場合は次の人に回答権が移る)とか。ただ、作るほうも難しかったな……

5/29 隠し要素クイズ

みんはやのシステムを最大限に生かしたいと思って作ったクイズです。
もうネタばらししちゃいますけど、すべての問題の答えが3文字になっていて、クイズの誤答選択肢を並べ替えると次の問題の答えになるという形式でした。(みんはやではボタンを押した後4つの文字が表示され、その中から一文字ずつ答えを入力していく)
気分は謎解き作ってる時と同じで、気づいてほしいな~気づくかな~ってずっと思ってました。気づかれなかったけど。

8/8 ウミガメ瞬殺クイズ

この回が初長屋クイズで、ここからしばらく長屋を使うことになります。僕はウミガメのスープが本当に大好きで、これについて1本ブログを書けるくらいなんですけど、そんな中で僕が良く見ているウミガメ掲示板(らてらて様→
NEW ウミガメのスープ出題サイト『らてらて』
)で、スナイプ(一撃正解のこと)された問題をピックアップして早押し形式で出すという企画でした。
上記掲示板の住人は普段からウミガメをやりこんでいる猛者ぞろいなので、一般の我々にはそこまでできないという前提はありつつ、でも面白かったと思います。
というかウミガメがやりたい。ウミガメが本当に好きなので。でもウミガメの話はここですべきじゃないですからまた場を改めますね。

8/15 辞書読み上げクイズ

長屋ではボード回答クイズができるということで、試験的にやってみたものです。国語辞典の説明文を読み上げて、早押ししつつボードで回答するというものになります。早押し口頭クイズだと多分これかな?っていうのがあっても自信がなくて押しづらいというのがままあると思うのですが、自信がなくても解答でき、有利になれるというのが利点だと思います。
反省点はちゃんと問題作ってから開催しろというところですね。そこに尽きます。

10/7 バグありクイズ/ペ王

前者は完全にバラエティで、問読みが同じ文字を2文字読むとそのまま無限にその文字を繰り返し読み続けるという形式のクイズです。単純にバグって同じ文字を読み続けたら面白いなぁという発想のみで生まれたもので、そこはあまりクイズと関係がありません。
ただ一応工夫した点として確定ポイントとほぼ同時にバグるように設定していて、そこはきちんと機能してくれたと思います。正直めちゃくちゃ気に入っています。

後者はガチクイズなんですけど、答えとなる単語が「ぺ」から始まるという縛りを設けています。縛りのおかげで早く押せるようになるもの(ペンホルダー等)、ベタ問(ペーパードライバー等)、時事ネタ(ペンローズ等)を様々に組み込むことができてかなり作問の満足度は高いものになっています。
この企画が終わった後問題数を倍増させてみんはやに移植しました。いつでも開催できます。

10/17 回文クイズ/王ぺ

地獄。テストプレイをきちんとしたほうがいい。
クイズの答えとなる単語を含む回文を即興で作って解答するクイズです。やべー企画じゃん、作ったやつ何考えてんの?
でもまぁ、盛り上がったかな?と思います。クイズの面白さではないけれど。

王ぺは上記のクイズの続きの発想で、答えとなる単語が「ぺ」で終わるものになっています。10問しかできなかったし、今思うとクサンティッペが入ってないのが心残りです。こちらも一発ネタですね。僕は一発ネタが大好きです。

10/20 虚無クイズ

これはここに挙げるような性質のものではないんですけど、解いてて虚無感に襲われるというか、何も問うていないクイズみたいな境地を模索したものです。
クイズの面白さって知識を披露するだけのものに留まらないというか、発想力が必要だったりするものもあるので、そういう面白さの幅を広げる……といえば聞こえはいいですが、要するに一発ネタです。楽しい。

10/25 超難問解けるかクイズ

この回やたら人集まってびっくりしたし、問題制作の難易度の高さにもびっくりしました。事前に参加者に得意ジャンルを聞いておき、その得意ジャンルの難問を作成、解答者(得意ジャンルを申請した人)はそのクイズに挑み、ほかの人はその人が正解できるかどうかというクイズに答えるというもの。
クイズを作っていると思うのが作るクイズはかなり作成者の好みによって傾向が変わる(例えば僕は苦手ジャンルが芸能・スポーツ・歴史・文学などで、あまりそのジャンルのクイズは作れない)というのがあり、この企画では自分が全然わからないジャンルのクイズを作らなければならず難易度帯が全然わからないという不安企画でしたが、でもかなり良い企画になったと思います。本当に良かった。

11/25 都道府県章クイズ

都道府県のマークってその都道府県のいろいろな要素がデザインに組み込まれてるから、それを見ればどこのものかある程度推測できるはずだよね、という発想から生まれた企画です。3ヒントクイズになっていて、県章以外に2つヒントを用意してどのヒントで正解したかで得点が変わるという形式です。
実は画像クイズを出したのはこれが初めてです。ちょっと実験的な企画ではあったものの上手くいったかと思います。参加者以外の人は通知を荒らしちゃってごめんなさい。また画像クイズやるかは未定です。

12/17 カップリングクイズ

2つのクイズの答えを組み合わせて言葉を作るクイズという形式です。
クイズがわからなくても周囲の情報から推測して答えを絞るようなことができる、と想定していました。実際上手くいったかよくわかりません。
正直この企画は問読みをかなりゆっくりするべきだったのかなという気がするのと、解答者一人のサイドアウト形式でよかったのかという検討不足だった気がします。
あと司会力がほしいなぁって思いました。GMは難しいです。でもみんなやってほしいです。


とまぁこんな感じで2020年のクイズ企画を振り返ってみました。ここに挙げたのは僕がGMをしたものだけで、ほかにもクイズ部屋ではいろいろ面白企画が回ってたので興味ある方はご連絡ください。来年もクイズたくさんできたらいいなと思います。参加してくださった皆さんもありがとうございました。これからも精進します。多分。



おまけ

クイズ部屋では企画として回していないものとして、アニソンクイズ、アニメタイトル(の一部)が答えになるクイズ、まちカドまぞくセリフ穴埋めクイズ、よゐこの○○生活クイズといった尖った知識が必要になるものや、和製英語クイズなどの没企画などがありました。前者は時々みんはやフリーマッチに流したり流さなかったりしていて、没企画は練り直すことで企画として成立させられるかもしれないのでここでは多く触れないことにします。