N/Rフェスティバル楽しかったね

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 開催期間はまだ終わってないけど、とりあえず報酬がもらえるところまでは完走しました。
 今回は前回のエクシーズフェスティバルと違って自爆デッキとは一切当たらず、色々なデッキを見られるいいイベント……やっぱりメタルフォーゼとガジェット軸機械とメガリスと昆虫族が四天王みたいな感じだった気はしますが。汎用カードが普段のランク戦と全く異なるのが面白かったです。

 実は早く寝なきゃいけないので手短に済ませますね。今回の僕のデッキはこちらです。

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 覇勝星イダテンを軸にした【レベル5戦士族】です。アニメARC-Vで勝鬨勇雄が使ったカード群ですね。こいつフェス感想の度にアニメキャラの話してるな
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 組もうと思った理由ですが、最初は【聖刻六花ランク6】を組もうとしていたんですよね。ただ使用可能なランク6が本当に貧弱だったのでこれを没にして、うっすら昔ツイッターで見た気がする「勝鬨デッキは組みやすくて初心者におすすめ」みたいな主張を思い出してこっちにシフトした形です。
 断言しますけどこんなデッキは初心者向けじゃないです。遊戯王カードWikiにも結構噓が書かれているので注意してください。

 このデッキもイベント周回をしながらかなり中身を入れ替えていて、現在はワンキルを目指すタイプに落ち着いています。このイベントでワンキルできるの? という疑問もあると思いますが、イダテンとシャーク・フォートレスを並べれば2回攻撃で総攻撃力は8400、イダテンはレベル10以下のモンスターと戦闘を行う時に相手の攻撃力を0にできるため、チャンスは少なくないと思います。きれいに決まったのは数えるほどですが……

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 基本的に融合召喚はアドバンテージを失う召喚方法ですが、イダテンは融合召喚成功時に星5戦士族をサーチする効果を持っています。基本的にデッキのカードにアクセスできるのはこいつだけなので(※)、多少の危険を鑑みても積極的に融合召喚を狙うのがいいと思います。ただし一切の耐性を持っていないので、本当は戦士族に対象耐性を付与するテンマと並べたいですね。(並べられるとは言っていない)

※一応ウォークライ・オーピスが戦闘を介して地属性戦士族をおろ埋する効果を持っている。本当に墓地に送りたいのはカイキ(光属性)な訳だが……

 デッキの戦士族はすべてレベル5以上になっています。一応サイバードラゴン条件でSSできる機甲忍者アースや、条件に応じてリリースなしで召喚できるやつらばかりですが、それでもこの条件がみんな微妙に嚙み合わないので、召喚は諦めて手札融合をする必要も多いと思います。これに気付いて僕は置換融合とEMトランプウィッチを抜きました。


 戦士族のレベル5で固めるメリットとして、魔法カード蛮族の狂宴LV5を採用できるということがあります。

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 レベル5戦士族2体を手札・墓地から特殊召喚できるという爆アド効果で、こいつから好きなランク5エクシーズに繋ぐことができます。序盤には使いづらい重いカードですが、それでもリターンが大きく、このデッキを組む理由になるカードのひとつなので3枚積みしています。

 デッキの内容を簡単に説明すると、大量のレベル5戦士族に、融合3枚とそれをサーチできる月光黒羊を2枚(これでも引けない時は引けない)、攻撃を安全に通すためのサイクロンと聖剣アロンダイト(攻撃を安全に通せるとは言っていない)と気持ちばかりの汎用カードですね。ちょっと前まではもうちょっと防御用罠カード多く入れてたんだけど……
 あと今デッキに入っているドドドウォリアーはレベル6の半上級戦士族なので、イダテンの融合素材にできる以外にはあまりシナジーがありません。これを抜いてもうちょっと優秀なレベル5戦士族を入れたほうがいいかも。そんなのはいないんだが……
 (補足すると、ジョーカーズ・ナイトはほぼ無条件で手札からSSできるレベル5戦士族です。ただ絵札の三銃士の採用が必須になるので、どうなんだろうなぁという感じ。そっちに振った方が良かったかも)

 ランク5のエクシーズは非常に優秀で、なんとあのNo.61ヴォルカザウルスが採用可能です。ノーマルカードのスペックじゃないぞ。マグマックスゥ!!
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 フィールドの状況によってはシャーク・フォートレスのほうがアドバンテージを取れる場合もあります。普通にダイレクトアタック2回でもできるのが逆に今では考えられないですね。
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 あとはNo.5亡朧竜デス・キマイラ・ドラゴン。ランクアップ先だけがアニメに出たことで有名ですが、全体攻撃を持っているので壁を並べるデッキにはこいつも有効です。ドローロックはちょっと厳しいかな。

 ただ、どのエクシーズにも言えますが、みんな戦士族じゃないので手札の戦士族モンスターの展開を阻害します。まぁエクシーズが立ってるなら展開の必要がないことがほとんどですが、いざという時には普通にリリースしてアドバンス召喚したほうがいいこともあります。
 オーバーレイ・ブースターは優秀なので隙あらば使う感じでいいと思います。地味に永続強化なので。

 このデッキの鍵となるメインデッキのモンスターは間違いなく天融星カイキです。
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 相手ターンにもともとの攻撃力から変化した戦士族が自分フィールドにいれば墓地から蘇生できる効果、特殊召喚時に融合召喚する効果を持ちます。レベル5ですがリリース軽減や手札から出す効果を一切持っていません。
 一番の理想は地翔星ハヤテから展開することですが、そう都合よく握れるとは限らないのでたいていイダテンからサーチしてイダテンのコストとして墓地に送ることになります。無からアドバンテージを稼げる効果なのでワンキルが狙えない時にはこの動きをすることになります。逆にワンキルできそうならオーバーレイブースターをサーチしてエクシーズを狙いましょう。
 自身の効果で特殊召喚せずとも、星遺物に眠る深層(リビングデッドとほぼ同じ永続罠)で蘇生して狙うこともできますし、必ずしも自身を融合素材にする必要はないというのも柔軟に動けるメリットです。手札のモンスターを融合素材にして、フィールドに残ったこのカードはエクシーズに使う、みたいな動きもできます。強い。

 あと書いておく必要があるカードは覇道星シュラでしょうか。イダテンを融合素材に指定する上位種の融合モンスターですが、このカードにもいくつかの難点があります。

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①攻撃力が低い
 イダテンと違って攻撃力が0なので、効果を無効にされると低攻撃力を晒すことになります。効果が有効なら基本的にモンスターとの戦闘で負けることはないですが、それでも得られる攻撃力は2400。相手に与えるダメージもそれほど期待できません。
 さらに相手がモンスターを展開しなければ何もできず、守備力の高いモンスターにも手が出せないことがあります。

②後続をEXデッキから呼ぶ
 普通にこのカードを使うならイダテンを融合素材にしているはずなので、無駄なく使うならEXデッキにイダテンを残しておかなければなりません。ただ、イダテンは比較的出しやすい融合モンスターなので、気がついたらEXデッキから枯れている、なんてことに注意しなければいけません。
 融合素材代用モンスターを使えばある程度この問題を解決できますが、融合呪印生物闇の起動効果は融合召喚扱いでないのでそもそも後続を呼ぶ効果が使えず、素直に融合召喚するほどの手間に見合うかというと疑問が残ります。

③召喚に手間がかかる
 ①の弱点から、このカードは他のモンスターと並べて展開したいカードな訳ですが、イダテンを素材に指定する都合並べるのはなかなか難しいです。このために再融合とかを採用していますが、でも自分の優勢時にわざわざイダテンを素材にしてこいつを出すか……?という気がします。

④後続を呼ぶ効果が破壊にしか対応していない
 言わずもがな。とにかくブラックコーン号に弱い。勘弁してくれ

 そんなこんなで運用の難しいカードですが、とりあえず3積みしています。でも決してこのカードを出すことを目指してはいけない、そんなエースモンスターですね。(?)

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 エキシビションの勝率は前回の数字を差し引いて、39勝/61戦=おおよそ64%という感じでした。事故率も高く、うっかりプラチナ帯に入ってしまったので強敵も多かったです。それでもまぁ5割は切ってないので良かったんじゃないでしょうか。

 明日からしばらく遊戯王のできない生活が始まります。来月のエキシビションがどんな縛りになるかは不明ですが、楽しみに待って、できれば時間を作って参加したいなと思います。以上。